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冬の植物も見どころいっぱい

品ぶら2024.01.29 update

イベント広場に冬の散策へ

イベント広場には多くの植物が生育しています。花が少ないので一見寂しく見えますが一つひとつ覗いてみると、それぞれのペースで息づく植物の様子が観察できます。今日はいくつかご紹介します。

ガマ

ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物で、別名ミズクサともいいます。
水深の浅い池や沼に生え、群落となります。串に刺さったソーセージのような部分は「ガマの穂」と呼ばれます。ガマの穂は多数の小さい果実の集まりで、白くて長い綿毛をもった種が風に乗って舞うようになります。なんと加熱すると食べられるそう! 美味しいのでしょうか…!?

ユズリハ

赤く染まった茎と緑の葉とのコントラストが美しいこの植物はユズリハ科 ユズリハ属「ユズリハ」です。人や牛が食べると中毒になる成分が葉に含まれているそうですが、薬用としても用いられるのだとか。新しい葉が開いてから古い葉が落ちることから世代継続の縁起物とされ、正月飾りに使われることも。

ユキヤナギ

バラ科シモツケ属の「ユキヤナギ」は見たことがある方も多いでしょう。
長く伸びた枝先に、雪をかぶったような白い多数の花が付きます。開花時期は3月頃ですが、この日は春を待ちきれず一足早く咲いたいくつかの花を確認できました。

ホソバヒイラギナンテン

中国原産の常緑低木で高さが1~1.5mになります。日陰でもゆっくり育つ、管理が楽な植物だそうです。中央に連なって付いている実は徐々に熟して黒くなっていきます。果汁が含まれた液果とのことですが、苦くてまずいので食用には向いていません。

枯れ芙蓉

ぼんぼりのような丸いこちらは「枯れ芙蓉」です。カサカサした部分は芙蓉の花が枯れた姿で、中には毛に覆われた種子が詰まっています。花が裂開すると、種子は風に乗って新たな地へ飛んでいくそうです。葉がすべて落ち、枝先だけになった様子はとても趣きがあり、俳句では冬の季語として親しまれたり、観賞用に愛でられたりしているそうです。

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