品川スタイル研究所2023 開催レポート
シーズン2023.10.28 update
10月23日(月)～29日(日)の1週間、品川港南エリアのあり方や公共空間の活用方法を考える実証実験イベント「品川スタイル研究所2023」を開催しました。品川シーズンテラス、品川港南１・２丁目のオフィス、路上、運河を会場に「まちの部活動」が活動を展開し、まちの過ごしやすさや可能性を探りました。
「まちの部活動」はどんな活動をしたの？
■写真部
品川港南で撮影された写真作品を、建物正面の柱にパネルで約2週間展示しました。普段と異なる風景に気づき、足を止めて作品を眺める人が見受けられました。
期間中ワークショップも実施。「形」と「色」をテーマに自由に街の中で写真を撮影しプリント後、地図に張り付けて展示しました。カメラ好きな方同士での会話も弾み、和やかな時間となりました。
■調査部
港南の広場で行動利用調査を行いました。多くの人が行き交うこうなん星の公園とエコ広場の2か所にて、3日で300個の行動事例を回収できました。
■neighborGood部
平日の夕方にエコ広場で「働き方」「持続可能性」「多様性・公平性・包括性」の3つの観点でテーマを設け、シートに書き込んでいただくワークショップを実施しました。通りがかった人やプレイスメイキングの利用者など20名ほどが参加していました。
■港南ピクニック部
平日のランチ時にエコ広場で10名ほどのランチ会を開催。企業間での気軽な交流が生まれました。
■オープンラボ
テック企業が集まる品川港南で、丹青社・イノラボ・デンソーのオープンラボ企画を実施しました。参加者は品川でAIやVR、新素材の開発などテクノロジー関係の仕事をしている方が多く、新しい技術の研究開発に取り組む方同士の交流が生まれていました。
■いす-1グランプリ
コクヨ内の有志メンバーで構成される「コクヨいす1レーシング」のメンバー主催で「いす-１グランプリ」を実施しました。子どもを対象とした体験会で、当日は子どもたち55名が参加し、タイムを競い合いました。
■バニュウライダー(エレクトロダンスバトル)
日本とフランスのアーティストたちによるダンスバトルをイベント広場で開催しました。イベント広場に遊びに来ていた子連れの方々がステージを囲み、観戦して、盛り上がりを見せていました。
「品川スタイル研究所」の活動を通し、普段の行動圏やオフィスから一歩飛び出す機会が生まれたのではないでしょうか。 今後も「品川港南らしいまちでの過ごし方」や「居心地の良い空間」とは何かを、引き続き皆さんと模索していければと思います。
