品川駅は品川区にない?
品川駅は1872年に日本初の鉄道が開業した際、最初の駅の一つとして設立されました。現在は、東海道新幹線や山手線、京浜東北線、東海道本線など、多くの路線が乗り入れており、一日に数多くの乗客が利用しています。ゴジラに破壊された最初の駅としても知られていますね、詳細はこちらの品トピも合わせてお読みください!
品川駅は品川区に無い?
そんな歴史のある品川駅ですが、実は品川区には無いんです!
品川駅の所在地は港区高輪3丁目。品川区ではなく、港区にあります。
え!!!!そうなの!?
なぜ駅名と地名が異なっているのだろうか、その謎は歴史に隠れているみたいですよ。
名前の由来は品川宿
品川駅の名前は、歴史的な地名である「品川」から取られています。品川という地名は、もともと「品川宿(しながわしゅく)」として知られていました。
品川宿は、江戸時代に五街道の一つである東海道の最初の宿場町として栄えました。江戸(現在の東京)から京都へ向かう旅人たちが最初に立ち寄る場所であり、宿場町として多くの旅人や商人が行き交う賑やかな場所でした。
品川県から港区へ
品川駅はこの品川宿の北に位置した場所で開業されました。当時の品川駅の住所は「品川県」にありました。しかし、1871年に廃藩置県が行われたことで、品川県はなくなり、芝区となりました。その後、昭和22年(1947年)に現在の23区制が導入され、港区や品川区が誕生し、現在の品川駅が位置する地域は港区の一部となりました。
このように、行政区画の再編成により、品川駅が港区に位置することになったのです。
他にも駅名と地名が異なる事例があれば教えてください!!