カワセミ発見！御殿山庭園をのんびり散歩

肌寒い日が多く、秋の訪れを感じますね。今回ご紹介する御殿山庭園は、品川駅から徒歩15分ながら、豊かな自然が広がる庭園です。毎年11月中旬～下旬にはもみじやイチョウが色付く、紅葉スポットとしての顔も。10月下旬の時点ではほとんどが緑の葉でしたが、わずかに黄色く色づいている葉もありました。

庭園内には季節の花や木々が植えられており、四季折々の風景を楽しめます。水辺には“空飛ぶ宝石”とも言われるカワセミの姿も。池にいる獲物を見事にキャッチしていました。噴水の近くにはベンチも設置されているので、水音を聞きながらのんびり過ごすのもおすすめです。

もともと御殿山は高輪台地の最南端に位置する高台で、江戸時代から景勝地として知られていました。葛飾北斎や歌川広重も、御殿山から品川湊（しながわみなと）を見下ろす構図の絵を描いています。現在は高層ビルに囲まれ、あたりを見下ろすことはできませんが、都市部にひっそりとたたずむ隠れ癒しスポットとなっています。

間もなく始まる紅葉シーズンには、また違った景色を見せてくれるのが楽しみです。